先手雁木vs矢倉
最近対局をおサボり、というかあまり対局するというモチベーションが湧かないでおります。でも全く指さないとどんどん弱くなってしまうので最低限の対局はやらないといけないなぁと。。。
これはよくありそうな雁木対矢倉の将棋なので振り返っておきたいと思い記事を書きます。
矢倉に対しては中住まいの雁木を指しています。バランスが良く攻撃力が高いですが、銀を繰り出されたときに正しく受けないとあっという間に潰されます。
ここで58玉・68角あたりが普通かと思います。68角を本筋として、一番気になるのはここから73銀と銀を繰り出されるとどうなるか、だと思います。
68角 73銀の進行を見ていきます。
銀の繰り出し方は3通りあり、
- 64銀から75歩
- 75歩突き捨ててから64銀
- 84銀から75歩
1. から見ていくと、64銀には77桂と跳ねて75歩に65歩と反発していく指し方が1つです。
2. では75歩 同歩 64銀のときに74歩と伸ばす手が効きます。75銀と出られるようですが3歩成 同桂 73歩があり72飛と受けなければなりません。
72飛にここから反撃していきます。やはり反撃は45歩からですね。45歩 同歩 同桂には22銀と44銀の二択です。
こういう桂馬跳ねは22銀と引かれて手が無いようでは跳んではいけません。22銀に65歩が継続手段で同銀 46角とします。64歩で受かっているようですが、77桂と銀取りにあて、74歩に65歩が継続手です。
取れないので44歩くらいですが、64角と出ることができます。
- 同角では同歩
- 45歩と桂馬を取ると、63角をみて75歩が痛すぎる
- 62歩と受けると、61角 71飛 43角成と切って53金と張り付きついていく
- 92飛と回ってくれれば72歩と垂らしていく。45歩と桂馬を取られても71歩成と攻めていく