type t (* void *)

関数型言語や英語学習の事とか。

ML Day#1を開催しました

3/31にML_Dayを開催しました。もみあげさん@pocketburserkerに協力頂いてドワンゴの会議室をお借りました!
毎度ありがとうございます!

ML Dayは前のML勉強会と名乗っていた勉強会でしたが、今回名前を変えてみました。
今回は最近関数型言語に関連する勉強会があまり見られないため、制約を緩めてMLに関する話題・さらにMLユーザが聞いて楽しめそうな内容ならOKと 発表の内容を緩めました。結果的にElmの発表など様々な発表が集まりとても楽しかったです。
今回発表枠・LT枠あわせて12枠ありましたが全て埋まりました!発表していただいた方御礼申し上げます! 下のリンクから当日の発表資料などが見れますので是非見て下さい!

ml-lang.connpass.com

発表内容

ML型付の基礎

HaochenさんによるType Reconstructionの話でした。Type reconstructionはTAPLなどでも語られている内容で、どこかで見たことがあると思います。
ちょっと私がサボっていて当日までプログラムを埋めるのが間に合ってなかったのですが、土壇場で対応していただいてありがとうございました。

TBA

坂口さんのPPL2018でポスター賞を取った話で、リストのソートアルゴリズムをタクティックを用いて自動証明する話でした。

型つき組版処理システムSATySFi

gfnさんの未踏プロジェクトの成果であるSATySFiについての発表でした。
ML勉強会で以前にもMacroDownについて話してもらったことが記憶に新しいですが、こうやりきってしまうところがスゴイですね。。。

MLでつくる拡張可能インタプリタ

linerlockさんによる、構文解析器・評価器が拡張可能なインタプリタの構築方法についてのお話でした。 前半の「構文解析器を拡張可能にする確立された手法はない」のあたりは熱がこもっていて素晴らしい発表でした。 アカデミアで鍛えられた人の発表はすごく上手で勉強になります。

OCamlのバックエンド

OCamlコンパイラソースコードリーディング芸を披露しました。
そのあと懇親会で「雑にコード読んで結論がない、いつも芸風が同じ」と怒られてしまいました。。。
資料をアップロードしても全然わからないと思うので後日ブログ記事にまとめます。。。

BuckleScriptでノベルゲームDSLを作る

もみあげさんのBuckleScriptでノベルゲームエンジンを作る上での技術的選択や試行錯誤・苦労した点などの話でした。
毎度腕力がある人はいろいろな事に手を出せてすごいと思います……

LT枠

今回からLT枠を作り気軽に色々な人に発表してもらえるようにしました。
そのおかげなのか、ML勉強会で発表してなかった新しい人達にも発表していただけたと思っています!

MixML 作ってみる

noobさんの、MLっぽいモジュールシステム+Mixinモジュールシステムの研究言語であるMixMLを作ってみた話でした。
MLのプログラムは全然型が書いて無くて副作用気軽に投げやがってなどいろいろわかる、、、という気持ちになりました。

OCamlで作り直す自作言語のすすめ

ぶんちょうさんによる、move semanticsのある言語を作り直した話でした。
同じ言語処理系屋として共感する部分が多く、まぁ大体MLになるとか先行研究をちゃんと調べましょうというのはそうやな!という気持ちになりました。

Elmはいいぞ

ymtszwによるElmの紹介でした。
わたしは書いたことがなく、書いている人の気持ちを聞いてなるほどなーという気分になりました(社内の人に聞くべきというのはあるかも)。

CAML考古学

でこれきさんによる、Caml Lightより前に存在したCamlという言語の考古学(紹介?)でした。 MLマニアっぽい感じのデコ先生によるおもしろトークという感じでした。

パーサージェネレータProglrの紹介

tkobさんによるSMLで趣味でつくったパーサージェネレータの紹介でした。 SMLと聞いて思わず混乱してしまい、変な質問をしてしまいました。。。失礼しました。。。

An OCaml newbie meets Camlp4 parser

masterqさんによる、Verifastの辛い話でした。 Verifastは独自のCパーサーを持っており、その変更のために今やOCaml界ではあまり使わないようにしようという流れになっているcamlp4をいじることになった、という話でした。

感想

すごくガッツリした内容でとても面白かったです。こういう話ができる場が維持されないといけないな、と思いました。
参加していただいた方も(ちゃんと数えてませんが)50人以上はいたと思います。こういう場を少なくとも半年に一回は設けていきたいです。 社会の人になってから、勉強は自分でやろうとしなければ出来ないので、こういう場でがっつりヤル気を貰うのはすごく良い気がしています。 ちょっと主催大変なので別に誰かがやってくれてもいいのよ?

少し気になったのはスライドのことです。
プロジェクタにより、特に黒背景白文字のスライドは全く見え無いことがあり、今回の会場であるドワンゴ会議室でもこのケースでした。
(ちゃんと視認されるという意味で)無難なところでは白背景に黒文字、そして文字の大きさは大きければ大きいほど良いです。 24pt以上、個人的には28pt以上あると良いと思います。 また色弱の方は意外に多いので、色を使った場合に色の区別がつかなくとも発表内容の理解が壊れたりしない用に作ったほうが良いと思います。

また次回のML Dayでお会いするのを楽しみにしております。